富貴蘭「御城覆輪」のヘゴ着けです。
葉幅やや狭く肉厚で立葉となり、長めの葉に白覆輪をかけます。
整然とした姿で根先は緑白色となり、丈夫で繁殖率も良い品種です。

本品は世界らん展出品用（未出品）に作製したため、作製時1株の御城覆輪を着けてあります。
ヘゴに着けて15年以上経過しており、ヘゴに活着していますので、このまま何年でも植え替えなしで支障ありません。
着生ランのユニークな性質を、ヘゴ着けランで見て育てて芳香とともにお楽しみください。

1株（作製時）28本立ち子芽1本付きがヘゴに着いています。
写真1~10枚目は6月20日、11~15枚目は6月9日に花茎16本が開花中を撮影したものです。
株全体（根・ヘゴを除く）の最大幅約36cm、上下約30cm、張り出し約16cmで、小葉傷3枚あります。

栽培環境は無加温のガラスフレーム内です。
水やりは下記のとおりで、水の浸透も良く管理は容易です。
ヘゴ着けランは植え替えの必要もなく、乾燥に対しても強くなっているので水やりは4月～11月は3～5日に1回、冬は1週間に1回程度やってください。
ヘゴ着けランの育て方説明書を添付いたしますが、詳細につきましては、当園ホームページ「植物と暮らせば園芸楽」もご覧ください。
「世界らん展２０２２」に当園のヘゴ着け富貴蘭を出品した状況も掲載してあります。
はままつフラワーパーク内の大木に着生したフウランの状況もご覧いただければ幸いです。

風蘭（園芸品種を富貴蘭と呼びます。）は関東以南に自生し、樹木の枝や幹に着生（木から養分は摂りません。）するラン科の多年草で、寒さ・暑さ・乾燥に強く、西日本では温室設備がなくても育てられます。6~7月に咲く白色の品のある花（写真はホームページに掲載）は夕方から夜にかけて良い香りを出します。

本品はらくらくメルカリ便120cmサイズの配送となります。

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